耐火性 – 東昌建設

知っておきたい2×4
(ツーバイフォー)工法

Refractoryツーバイフォー住宅は火に強い!

「木は鉄より火に強い!」と言う事実。

「木は火に弱い」というイメージがあります。しかし、ある程度の太さや厚さがある木材は、燃えると表面が焦げて炭化層をつくります。これにより、火が内部層まで進行しないため構造材としての強度低下が抑えられます。逆に火に強いイメージがある鉄は550℃を超えると急激に柔らかくなって変形してしまいその強度が大幅に低下します。火災では700〜950℃まで温度が上昇するので「木は鉄より火に強い!」といえます。

ファイヤーストップ構造によって火災時の被害を最小限に。

ツーバイフォー工法では、天井や壁の内側に厚さ12.5mm以上の石こうボードを使用します。この石こうボードには結晶水が含まれており、炎に触れると約20分間も水蒸気を放出し発火点(約450℃)に達する時間を大きく遅らせます。
また床や壁の内部に埋め込まれた断熱材と床や壁の枠組材が空気の流れを遮断します。このようにツーバイフォー独自の「ファイヤーストップ構造」によって火災時の被害を最小限に抑えます。

3階建てツーバイフォー住宅の
実物大火災実験

ツーバイフォー住宅の耐火性向上のために、日本ツーバイフォー建築協会では30年以上も前から実物大火災実験を重ね、技術や性能の検証とデータ収集が行われています。この3階建てツーバイフォー住宅の実物大火災実験では、1階リビングの出火後から消火直前の73分を経過しても2階と3階の床が落下せず、小屋裏は500℃に達することなく火も入りませんでした。