遮音性 – 東昌建設

知っておきたい2×4
(ツーバイフォー)工法

Sound insulation音を通さず、漏らさない。
音響効果にも優れた住まい。

音を通さず、漏らさない。音響効果にも優れた住まい。

気密性の高いツーバイフォー住宅は、音の出入りも抑える優れた遮音性を備えています。さらに、上下階の遮音対策は、上階の振動伝達を防ぐため、床根太に天井材を直接貼ることなく、床根太とは別に天井根太を設けて遮音効果の高い石膏ボードを貼ります。そして、天井裏にはセルロースファイバー(※)を挿入し、吸音効果を高めています。
※建物のグレードにより、セルローズファイバーとは異なる断熱材を使用します。

音楽愛好家の視点

モーツァルトがいい音で鳴るツーバイフォー住宅に、
音楽仲間が羨ましがった

東京三鷹にある自宅の建て替えを考えた。数人の友人に聞いてみるとどうもツーバイフォーがよさそうだという気がしてきた。
気密性が高いということは遮音性も高いということである。スイスの前にカナダとアメリカに4年半駐在していたが、日本から持っていったオーディオが素晴らしい音で鳴るので驚いた。こんないい音がしたのかと首をかしげた。20歳の時からモーツァルトを聴いてきて現在40年になる。毎日モーツァルトを聴いてきてモーツァルトが生活の一部になっているから、いい音でモーツァルトが聴けるということは僕の人生にとって最も重要なことである。どうしてかとよく考えてみると、カナダもアメリカもツーバイフォーの木造住宅であった。木の壁で支えるツーバイフォーの音響効果がいいのは当然である。こう考えるとツーバイフォー以外に選択肢はなくなった。
(中略)
期待通りの家が建ち、期待通りモーツァルトがいい音で鳴ってくれた。
音響効果がいいだけではなかった。相当ボリュームを上げて聞いても隣家の迷惑にならない。音楽愛好家の中には、特別に防音装置をつける方もいるが、費用が大変である。それが特別な装置を施さなくても、ツーバイフォーの非常に高い遮音性はありがたかった。アメリカ、スイスにいた時と同じ音量でモーツァルトを楽しむことができ、遊びに来た音楽仲間が羨ましがった。

一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ツーバイフォー住宅ガイドより抜粋